タブレット選びで悩んでいる人はいませんか? 選択肢としてAndroidタブレット、iPad、そしてFireタブレットがあり、悩んでいる人は多いかと思います。
実は、Fireタブレットを買っていけない人が存在しています。
なぜなら、購入してもFireタブレットが置物にしかならない人がいるということです。ただ、ここで注意して見てほしいのですが、買ってはいけない「人」ということです。わたしはFireタブレットを購入して使用していますが、全く購入を後悔していません。
ここではFireタブレットを購入してはいけない人を紹介していきます。この記事を読めばタブレット選びの参考になるはずです。
目次(押したら飛べます)
Amazonコンテンツを利用しない人
Amazonコンテンツ(Kindle、プライムビデオ、Amazonミュージックなど)をあまり利用しないならばFireタブレットの購入をおすすめしません。以下に2つの理由をあげます。
FireタブレットはAmazonコンテンツを楽しむためのタブレット
FireタブレットはAmazonコンテンツを楽しむためのデバイスといっても過言ではありません。なのでAmazonコンテンツを頻繁に利用しない人は他のタブレットを購入したほうがいいです。
Fireタブレットの魅力の一つがAmazonコンテンツにシームレスに使うことができることです。
たとえばiPhoneやiPadでは、
ブラウザのSafariで購入→Kindleアプリを起動
という手順を踏まなければなりません。iPhoneはアプリで購入できないのでAndroidスマホより面倒ですね。
一方、Fireタブレットではこの作業をKindleアプリだけで完結させることができます。
購入し、
ライブラリに飛び一つのアプリですぐ読むことができます。また、漫画の次の巻を読みたければすぐに読めます。これがFireタブレットの魅力の一つです。
またAlexaに対応していますのでスマートスピーカーのように使うことも可能。音楽をかけるも良し、タイマーをセットするも良し、Alexa対応家電を操作するのも良いでしょう。
しかし、これもAmazonコンテンツを利用しないならばこれも意味がありません。
Kindle、プライムビデオ、Amazonミュージック、Alexaなどを利用しない人にとってFireタブレットは置物となってしまう可能性が大です。
低性能なのでAmazonコンテンツ以外の利用が厳しい!
Fireタブレットでは重い作業は難しいです。
Fireタブレットは大きく分けて4つのモデルがあります。
Fire HD 10(現在はこれに加えてFire HD 10 Plusがある)、Fire HD 8とFire HD 8 Plus、そしてFire7です。この中で最も性能が高いFire HD 10がミドルレンジ。Fire HD 8とFire7はエントリークラスです(現在販売されているFire HD 8はだいぶ性能が上がりました)。つまり低性能。
この記事でFire HD 10とFire HD 8の前モデル(現在販売されているFire 7とほぼ同じ性能)のベンチマークテスト(スマホやタブレットの性能テスト)について書いていますが、Fire HD 10はともかくFire HD 8前モデルつまりの現在販売されているFire 7の性能はひどいです。Fire 7に関してはAmazonコンテンツを楽しむためだけのデバイスと考えるべきです。
現在の販売されているFire HD 10、Fire HD 8、Fire HD 8 PlusははAmazonコンテンツ以外のこともできます。ブラウジングや軽めのゲームなら問題なくこなせるでしょう。ただ、それでもiPadの半分以下の性能しかありません。
高性能のタブレットを求めるならiPadシリーズかAndroidタブレットのXiaomi Pad 5にしましょう。
様々なアプリを使いたい人
Fireタブレットを使ったことのない人は知らないことだと思います。
たとえばGoogle関係のアプリがありません。Youtube公式アプリがないんです。他にもLINEがなかったりとおそらく多くの人がスマホに入れているであろうアプリがなかったりするんですね。
この記事から数年経過しましたがAmazonアプリストアの品ぞろえはあまり増えていません。
色々なアプリを楽しみたい人には向いていないタブレットだと思います。
特にゲームが好きな人は注意
アプリが少ないので当然ゲームも少なくなります。
例えば荒野行動はありますが、PUBGはないです。Androidアプリストアのランキング上位のFate/Grand OrderやドラゴンボールZ ドッカンバトル、パワプロなどもありません。Androidスマホやタブレット、iPadでやっていたゲームがAmazonアプリストアにあるとは限らないのです。ゲームアプリの数が少ないのがゲーム好きには厳しいでしょう。
なぜかというとFireタブレットではGoogleアプリを利用できないため、Googleアカウントと紐づけして引き継ぎをしているゲームの場合だとアカウントの引き継ぎができないケースがあるのですね。もし、Androidスマホやタブレット、iPadでやっていたゲームがFireタブレットでできる場合でも注意が必要です。
Googleサービスを使いたい人
最新のFire HD 10とFire HD 10 Plusはキーボード付きカバーのセットが販売されています。使い勝手の良いキーボードが販売されたことで仕事にFireタブレットを使おうと考える人も出てくるかと思います。
結論から書くとビジネス目的にFireタブレットを使うことはおすすめできません。何故ならばGoogleアプリがFireタブレットのストアにないからです。
Web上でGoogleサービスを使うことは可能ですが、Googleアプリがないのでかなり使い勝手が悪くなります。Googleサービスを使いたい人は注意が必要です。
動画視聴目的なのに既にFire TV Stickを持っている人
この商品です。Fire TV Stickはテレビに繋ぐとプライムビデオを含む動画コンテンツを視聴できるという素晴らしいものです!
これがあれば余程の理由がない限り動画をFireタブレットで視聴しません。動画視聴目的だけならFireタブレットは必要ありません。
まとめ この条件に当てはまらない人は買い!
- Amazonコンテンツをあまり利用しない:Kindleやプライムビデオを頻繁に利用しない人はFireタブレットが置物になる可能性が高い
- いろいろなアプリやゲームを楽しみたい:アプリストアの品ぞろえやFireタブレットの性能的に厳しい
- Googleサービスを使いたい:Googleアプリが使えない。ビジネスで使いたい人は注意
人以外は買って大丈夫です。上記の内容に当てはまった場合でもFireタブレットをサブ端末として利用するならありです。この記事でFireタブレットの購入の参考になれば幸いです。