Amazonから新発売されたFire HD 10(2019)。処理能力も気になるところではありますが、一つ気になることが電池持ちです。今回はFire HD 10のバッテリー性能を検証してみたいと思います。
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バッテリー容量は6300mAh
まずはFire HD 10のバッテリー容量をみてみましょう。
Amazon FireタブレットでGoogle Play Storeのアプリを安全にインストールする方法という記事のやり方でAntutu Benchmark Ver8をFire HD 10に入れました。残念ながらベンチマークを走らせることはできませんでしたが、バッテリー容量はわかりました。
バッテリー容量は6300mAhとのこと。一般的なスマホのバッテリー容量は3000mAh程度ですから、その2倍程の容量となっています。ただ、タブレットとしてはそこまで大きい容量ではないでしょう。
充電スピード
電池を30%から充電させました。付属の充電アダプタとケーブルを使い、2時間48分で100%になりました。充電時間は3時間程度とみて良いでしょう。
電池持ち
いよいよ電池持ちを検証したいと思います。今回は2つのやり方で電池持ちを検証します。
公式のバッテリー駆動時間は12時間
仕様表によると最大12時間持つというとのこと。大体この時間は誇張されているので、実際どれくらい持つのかは検証するしかないですね。
Geekbench 3を使い検証
AmazonアプリストアからGeekbench 3というアプリをダウンロードし検証します。ディスプレイの設定は初期設定のままです。つまり自動で周囲に合わせてディスプレイの明るさが決まる設定です。
100%から20%になるまで約9時間かかりました。大体1時間当たりバッテリーを9%消費する感じでしょうか。単純計算すると0%になるには11時間かかるということになります。
個人的にかなり良いスコア。これくらい電子書籍を読んだり、ブラウジングを楽しむには十分な電池持ちといえると思います。
プライムビデオを視聴し検証!
次はAmazonコンテンツであるプライムビデオを視聴し、電池持ちをみます。
プライムビデオを4時間視聴してみました。明るさの設定は上記の設定と同じです。
4時間で61%まで減りました。さすがにGeekbench 3と違い音も発生しているので、電池の減りは早いですね。1時間当たりで10%減る計算。単純計算すると電池が0%になるには10時間かかるということになります。
まとめ:現実的な電池持ちは8〜9時間か
検証の結果、電池は10時間から11時間持つことがわかりました。さすがに公式発表の12時間には及ばないですが十分な電池持ちといえるかと思います。
ただ、毎回タブレットを0%まで使い切る人は珍しいと思います。大体の人は20〜30%になったら充電するかと思いますので現実的な電池持ちは8、9時間程度ではないでしょうか。個人的には十分な電池持ちでした。
次の記事ではFire HD 10の性能を検証したいと思います。
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