Xiaomi Miスマートバンド5(Mi Band 5)の日本語版がいよいよ発売されました。そこでMiスマートバンド5の設定の仕方とMiスマートバンド5でできることをまとめます。Mi Band 5の購入を考えている人、購入した人の参考になれば幸いです。ちなみに後継モデルのMiスマートバンド6もほとんど同じ設定なのでMiスマートバンド6ユーザーも参考にしていただけたらと思います。
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Miスマートバンド5日本語版は1/8以前と以後に発売されたモデルの2つがある
ちなみに私の購入したものは1/8~発売されたものではなく、去年の時点で販売されていた「日本語版」です。よって1/8~発売されたものと私の購入したものは微妙に違うケースがあります。私の購入したものは正規版ではないのだろうか。よくわかりません。
ただ、まだ購入していない人は1/8~発売されたモデルを購入すると良いでしょう。一応1/8以前に発売されたモデルにも技適はついていますが、1/8以後に発売されたモデルを購入するのが無難でしょう。不安ならAmazonのXiaomi公式ストアから発売されているモデルを購入してください。
Miスマートバンド5の見た目
同梱物は本体、充電ケーブル、説明書です。
正面からの写真。
バンドの裏側から充電できます。バンドから本体を取り外すことなく充電が可能です。
初期設定
細かい設定の前に最初にしておいたほうが良いと感じた設定等々を書いていきます。
Mi Fitをインストール
まずはMi Fitというアプリをインストールしてください。アカウントを作っていない人は新たに作りましょう。ただ、Googleアカウントでもログイン可能なのでアカウントを作るのが面倒な方はGoogleアカウントでログインすると良いでしょう。
ちなみにFacebookアカウントでもログイン可能です。
スマホとMiスマートバンド5を連携させる
アプリ右上の+ボタンをタップしスマホとMi Band 5を連携させましょう。その前にBluetoothはオンにしておいてくださいね。
これだけで連携終了。簡単ですね。
言語設定を日本語に
私の場合、日本語版というものを買ったのに初期設定が日本語ではなかったので、日本語設定のやり方を説明します。もしかすると1/8以降に発売されたモデルならこの設定は不要かもしれません。
プロフィール→Miスマートバンド5をタップすると設定の項目があります。そこの言語という項目をタップしてください(もし既に日本語になっていたらいじらなくてOK)。
ここで日本語を選べばバンドは日本語で表示されるようになります。
ただ、もし日本語という項目が見つからない場合は設定画面を下までスクロールして「アップデートを確認」を押してください。私の場合、最初日本語が選択肢になかったのですが、アップデートをすることにより日本語が選べるようになりました。日本語版ではなくグローバル版だとアップデートしても日本語を選べないと思いますが、日本語版ならこれで大丈夫かと思います。
バックグラウンドで実行
次に「バックグラウンドで実行」という項目を設定しましょう。これを設定していないと通知が来てくれない可能性があります。
アプリ側の設定
設定できるところは画像の通りです。既に触れた「言語設定」と「バックグラウンドで実行」を省きます。上から順に説明します。
ストア
ストアではバンドの文字盤を自分好みにカスタマイズできます。バンド側でも画面長押しで選べるのですが、プリインストールされている画面は3種類だけなのでそこに好みの画面がなければここで設定しましょう。
文字盤は全てではありませんが、文字の色なども自分でカスタマイズ可能です。
画面のロックを解除
この項目をオンにするとMi Band 5をスマホに近づけるとスマホのロック画面を解除できます。すぐ近く、近く、少し遠くで設定できます。
通知関連
通知関連の設定はまとめて説明します。
通知設定は以下の8つ。
- 着信
- イベントリマインダー
- アラーム
- アプリ通知
- 座りすぎ通知
- SMS受信
- アラームが鳴ったら振動する
- 目標達成通知
「着信」では着信があった際にMiスマートバンド5が振動するかなどの設定を行えます。
「イベントリマインダー」では文字通りリマインダーを設定できます。「アラーム」も文字通りアラームの設定します。設定するとMiスマートバンド5が振動して教えてくれます。
「アプリ通知」では通知するアプリを設定できます。画面下の「アプリを管理」からアプリを選択できます。これでLINEの通知もしっかりときました。
ただ、設定しても通知がきてくれないアプリもありました。なんでだろ……
「座りすぎ通知」は一定時間座っていると「座りすぎだよー」と教えてくれるアプリです。
「SMS受信」は文字通りSMSが受信されたときに振動して通知してくれる機能。
「アラームが鳴ったら振動する」はスマホのアラームが鳴った際、Miスマートバンド5も振動してくれる機能です。上のアラームはMiスマートバンド5だけが振動するものです。
「目標達成通知」は目標達成すると振動して教えてくれる機能。いるんかなコレ。
バンドを探す
この機能を使うとMiスマートバンド5がバイブします。
あんまりMiスマートバンド5がなくなることはないかもしれません。あと、音が鳴ってくれるわけではないのでなくなってしまった場合、見つけにくいと思います。正直実用性のない機能だと思います。
検出可能とアクティビティ心拍数の共有
どちらもオンにすると付近のデバイスに表示されるようになります。ただ、オンにすると電池持ちが悪くなるのと「サードパーティのBluetoothデバイスに収集されます」と脅してくるので理由がなければオフで良いのではないでしょうか。
バンドの位置、手首を持ち上げて情報を開示
バンドの位置を左手首か右手首を選択します。
「手首を持ち上げて情報を開示」は手首を持ち上げて時計を見ると画面が点灯できる機能。Miスマートバンド5は常時ディスプレイが点灯してくれるスマートバンドではありませんので、この機能は使えます。
開始時刻と終了時刻を設定できます。時刻を決めることで就寝時の誤作動が防げそう。誤作動すると電池持ちが悪くなると思うので、この機能をオンにした場合は時刻を決めたほうが良いでしょうね。
心拍数モニタリング
ここでは「自動心拍数モニタリング」と「睡眠アシスタント」を片方だけ使うか、それとも両方とも使うかor両方使わないかを設定します。
Mi Band 5を通知だけ知る腕時計として使うなら両方オフで良いです。ただ、ほとんどの方は心拍数や睡眠の状態を計測したい場合がほとんどだと思います。
電池持ちと天秤にかけて使用すると良いかと思います。もし電池持ちを長くしたければ心拍数の検出頻度を1分、5分、10分、30分で選べますので長めに設定すると良いかと思います。ただし後述しますが1分に設定しないとPAIを記録できないっぽいのでそこは注意。
どちらもオンにしても電池は1週間は持つのでオンにすることをオススメ。自動で睡眠のデータを取れるのは面白いですよ。
ナイトモード
ナイトモードを設定すると設定した時間、自動で画面が暗くなります。電池持ちに影響しますし、就寝時に明るい画面を見たくない人は設定すると良いでしょう。
携帯の着信音で探す
これは後述しますがMi Band 5でスマホを鳴らしてスマホを探せます。その音をデフォルトの音か、スマホで設定している着信音で鳴らすかという設定です。まあ、お好きなほうを選んでください。
ショートカット設定
バンドの画面を横にスワイプするとショートカットに設定した機能を出せます。よく使う項目を設定すると良いかと思います。
ディスプレイ設定
Mi Band 5の画面を縦になぞると全機能を見ることができます。ここではその順番の変更と非表示する機能を選べます。例えば、男性ならば周期は非表示にして良いでしょう。
ワークアウト設定
ここではワークアウトは上のディスプレイ設定と同様に順番と非表示にするワークアウトを決められます。
人によってはフリースタイルなんていらないでしょう。使わないワークアウトは削除して良さそうです。
世界時計
これは後述しますが世界時計という機能で世界の時刻を見られます。その見られる時計を編集できます。デフォルトの設定ではニューヨーク、ロンドン、モスクワ、北京、東京、そしてシドニーです。他の地域の時刻が見たければ追加し、元々の地域が不要であれば削除すれば良いでしょう。
バイブレーション
ここでは通知のバイブの種類を変更できます。長押しするとバイブします。
- 着信
- イベントリマインダー
- アラーム
- アプリ通知
- 座りすぎ通知
- SMS受信
- アラームが鳴ったら振動する
- 目標達成通知
で変えられます。
ただ、「アプリ通知」で設定したアプリの中で区別できません。例えば私はLINEとポケモンGOをアプリ通知で設定していますが、この二つで違いをつけることはできません。
ここもできたら良いのにと思います。
天気設定
ここでは天気の地域、温度の単位(摂氏華氏)、気象庁警報のプッシュ通知の設定ができます。ただ、結構ヤフー天気とはズレてるので天気の精度は甘めです。
ラボ
これもBluetooth接続設定を行うとスマホのカメラのシャッターを押せるという機能。集合写真を撮るに使えるかも。
あとは星空をミニ三脚で撮るときに地味に便利でしょうか。かがんでいつも撮ってましたが、これで楽になるかも。
一応使い道はあると思います(「こんなの使わなくてもタイマーでええやん」ていうツッコミは禁止)。
ペアリング制限
この機能をオンにすると他のデバイス(スマホ等)にMi Band 5を接続できなくなります。セキュリティー上オンにしてても良さそう。
バンド側の設定
以上でアプリ側でできる設定は終わり。Mi Band 5の設定は大体アプリ側で設定できますが、一部バンド側で設定するものがあります。よってバンド側の設定を書きます。
バンド側の大体の設定は「その他」→「設定」からいじれます。「DND」と「バンドディスプレイ」だけは「その他」にあります。
DND設定
DND機能は聞き馴染みがないかもしれませんが、Do Not Disturbの略です。一定時間スマホに通知がきてもMi Band 5がバイブしないようにする機能です。例えば寝ているときにMi Band 5がブブっと振動して眠りを妨げられたくはありませんよね?
DNDはそういう通知して欲しくない時間を設定する機能です。今から1時間とか、カスタマイズして0時から6時の間……という風に設定することも可能です。よって常時通知してほしい場合はオフにしましょう。
面倒ならスマートDNDを使いましょう。これはMi Band 5が「こいつ寝ているな」と感知するとDND機能が自動的に作動するという機能です。これなら眠りを妨げられることはないでしょう。
一つ注意点があってカスタマイズがやりにくいといこと。
開始時刻の画面で上にスワイプすると終了時刻の設定ができるのですが、めちゃくちゃやりにくいです。前の画面に戻ってしまったり時刻がズレたりします。根気をもって設定しましょう。
画面の明るさ
画面の明るさはバンド側から設定します。五段階ですが真ん中で困ったことはありません。
自動画面オフ
Miスマートバンド5はディスプレイを常時点灯できないスマートバンドです。消灯してしまう時間を6秒~10秒まで設定できます。
すぐ画面オフになるのが嫌なら10秒、気にならないなら6秒で良いでしょう。どうでも良いなら電池持ちの観点で6秒が良さそう。
文字盤長押し設定のオフ
バンド側で文字盤をカスタマイズするには「その他」→「バンドディスプレイ」で設定するか文字盤を長押しするかの2つです。
ただ、長押し機能は誤作動することも多いです。誤作動が嫌ならオフにすると良いでしょう。
アクテビティを検出
これをオンにするとアクティビティを検出すると記録してくれるようになります。
バンドディスプレイ
バンドディスプレイを変更できます。ただしデザインは3つの中からです。違うデザインを使う場合はアプリ側から設定する必要があります
文字盤の隣に表示される項目を変更可能です。例えば私の画面では下は心拍数になっていますが、これをストレスやワークアウトなどに割り当てられます。一番重要視しているものを表示すると良いでしょう。
Miスマートバンド5でできること
Miスマートバンド5でできることを書きます。
時刻の確認
当然ですが、時刻を確認できます。ただ、Miスマートバンド5はディスプレイを常時点灯させることはできないタイプのスマートバンドです。ここだけは注意です。
通知の確認
連携しているスマホの通知を確認できます。メール、着信、指定したアプリ例えばLINEなどの通知を確認できます。
また座りすぎだったり心拍数が上がっていることなどの健康に関することも通知してくれます。
- 着信
- イベントリマインダー
- アラーム
- アプリ通知
- 座りすぎ通知
- SMS受信
- アラームが鳴ったら振動する
- 目標達成通知
これらを通知してくれます。
心拍数、ストレスの計測
心拍数とストレスを確認できます。設定でも書きましたが自動で計測することもできますし、手動で計測することもできます。
心拍数の確認は運動をしている人にとって役立つでしょうし、ストレスは仕事中にどれだけストレスを感じているかの確認にも役立つでしょう。ただ、医療用ではないので参考程度に見ると良いかと思います。
PAIの把握
PAIとはよくわかりませんが健康指数のようです。PAIを計測することができます。
睡眠モニタリング
寝ているときのデータを取ることが可能です。
- いつから寝ていつ起きた
- 深い眠りの時間
- 浅い眠りの時間
- レム睡眠の時間
- 覚醒時の時間(夜中にトイレにいって起きた等々)
を確認できます。このデータが正しいかどうかは確認しようがありませんが、眠りについた時刻、起床時刻、覚醒時の時刻は結構正確。
睡眠モニタリング機能が気になるのであればOPPO Watch Freeもおすすめ。睡眠時の血中酸素レベル測定やいびきの検知をしてくれます。
ワークアウトの記録
ワークアウトを記録できます。
自動だと大まかな運動内容を記録してくれます。時刻とともにスローウォーキング、ファストウォーキング、軽いアクテビティ……のように記録してくれます。ただしかなり大まかです。時刻とかズレ気味。
正確に記録したい場合は手動で記録します。
バンドの「ワークアウト」からワークアウトの種類を選択します。すると詳しい情報を記録できます。
防水なのでシャワーやお風呂でも装着したままでOK
Miスマートバンド5は防水なのでお風呂でも気にせず使えます。
スマホを探せる
スマホがすぐになくなってしまうそそっかしい人はいませんか? でもMiスマートバンド5なら大丈夫!
「端末を探す」機能でスマホの音を鳴らすことが可能です。これで人に電話をかけてもらわなくても済みますよ。個人的な話になりますが私はスマホを何台か持ち運ぶことが多く、スマホを見失ってしまったことがありませんが、この機能を使って無事に探し出せました(連携していないスマホをなくしたら意味ないことには触れないでください)。
音楽を再生・停止が可能
スマホの音楽の再生や停止が行えます。イヤホンで行えることが多いので不要な機能かも。
スマホのカメラのシャッターを切れる
これは「ラボ」の設定で触れましたが遠隔でMi Band 5でスマホのシャッターを押せます。
タイマー・ストップウォッチ
タイマーやストップウォッチ機能もあります。ただ、常時点灯ではないスマートバンドなので少々使いにくいです。
スマホをサイレントモードに
これもスマホで良い機能な気がします。
Miスマートバンド5ではできないこと
他のスマートバンドでできてもMiスマートバンド5ではできないことを書きます。
モバイル通信できずGPS内蔵ではないので単独では機能が使えない
Miスマートバンド5はモバイル通信できません。また上で書いたワークアウトの記録などはスマホのGPS情報で記録しています。なのでMiスマートバンド5単独で使用するということは基本的にできません。
Felicaは搭載していないのでキャッシュレス決済はできない
最近のスマートウォッチやスマートバンドではキャッシュ決済ができるものが販売されています。例えばApple WatchなどはSuicaを使えますよね。しかし、Mi Band 5はできません。
まあ、5000円のスマートバンドではキャッシュレス決済は無理です。諦めてください。
酸素飽和度は計測できない
酸素飽和度を計測できるスマートバンドも出てきましたが、Miスマートバンド5はできません。
後継モデルのMiスマートバンド6なら可能なので酸素飽和度の測定をしたければMiスマートバンド6がおすすめです。
他にスマートバンドで酸素飽和度を計測できるものが欲しければAmazfit Band 5もオススメ。購入しましたがMiスマートバンド5とほぼ一緒(笑)。Miスマートバンド5との違いは酸素飽和度の測定、アプリ、アレクサ対応なことだけ。なんだったらバンドも充電するケーブルも使いまわせるくらい。先日アレクサが日本語に対応したのでアレクサを使いたい人にもおすすめ。
他におすすめできるスマートバンドはOPPO Band Styleです。5000円以下というすごい安さにもかかわらず、酸素飽和度の測定が可能です。
まとめ
Miスマートバンド5の設定やできることをまとめました。購入や使い方の参考になれば幸いです。
レビューも書いています。良ければ読んでください。
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