OPPO Band Styleの機能を紹介します。OPPO Band Styleは4480円にして機能の一通り揃ったコストパフォーマンスに優れたスマートバンドです。この記事ではOPPO Band Styleで出来ることと出来ないことを解説します。
目次(押したら飛べます)
OPPO Band Styleでできること
OPPO Band Styleの機能を紹介します。
- 時刻の確認
- 通知の確認
- 心拍数・酸素飽和度(SpO2)の測定
- 睡眠モニタリング
- ワークアウトの記録
- スマホを探す
- 着用してシャワー(防水)
- スマホの音楽の再生と停止
- スマホのシャッターを切る
- タイマー・アラーム・ストップウォッチ
5000円以下で酸素飽和度の測定が可能なスマートバンドはOPPO Band Styleくらいでしょう。設定方法に関しては下の記事でまとめていますので、設定方法がわからない人はご覧ください。
時刻の確認
当然ですが、時刻の確認が可能です。
通知機能・心拍数酸素飽和度の測定に興味がなければ単純に腕時計として使うのもありかもしれません。OPPO Band Styleは安価なスマートバンドの中ではかなりお洒落なほうだと思います。
通知の確認
通知の確認が可能です。電話、メール、LINEなどの設定したアプリの通知をOPPO Band Styleで確認できます。
スマホを触ることのできない状況ってありますよね。そんなときに非常に便利です。重要な通知ならスマホをチェック、どうでもいい通知ならスルーみたいな感じです。
心拍数、酸素飽和度(SpO2)の測定
心拍数と酸素飽和度(SpO2)の測定が可能です。酸素飽和度の測定ができる5000円以下のスマートバンドはかなり珍しいです。
心拍数・酸素飽和度の測定は手動と自動があります。
心拍数の自動測定は、
- 6分おき
- 2分おき
- 毎秒
の3つから選びます。選択した間隔で測定してくれます。毎秒を選択すると電池持ちは悪くなりますが、毎秒を設定できるのはすごいですね。Miスマートバンド5は1分~なのでかなり優秀です。
アプリで心拍数の推移を確認可能です。
酸素飽和度の自動測定は睡眠中のみです。間隔は、
- 定期測定
- リアルタイム測定
の2つです。ここの設定は定期測定がおすすめです。
理由は、
- リアルタイム測定だと電池の消費がすごい
- リアルタイムだと正確に測定できない
の2つです。
リアルタイム測定の設定だとOPPO Band Styleの電池は3日くらいで切れます。電池持ちが劇的に悪くなるんですよね。
また酸素飽和度の測定は心拍数の測定よりシビア。ある程度バンドがしっかりと巻かれていて、じっとしていないと正確な数値が出ません。睡眠中だと当然寝返りを打ったりして動いています。リアルタイム測定だとその動いているときも測定してしまい数値が低く出てしまいます。
グラフを見てください。正常な状態だと90~100%の間です。定期測定だと正常な数値。
一方リアルタイム測定だと90%を下回る時間が何度もあると思います。もし本当に80%なら私は死んでそうです(笑)。もしかするとバンドをガチガチに締めるとしっかりと測定できるかもしれませんが、定期測定の設定で十分かと思います。
睡眠モニタリング
寝ているときの心拍数・酸素飽和度を測定してくれる他に睡眠の質を測定してくれます。
ワークアウト
ワークアウトがとれます。ワークアウトとはウォーキング、ランニングなどの運動の記録です。
こんな感じで、
- 場所
- 時間
- 距離
- 消費カロリー
- 速度
- 心拍数
を計測できます。
こんな感じに心拍数や速度もグラフで確認できます。運動する人にとっては良い機能です。
防水なのでシャワー中も外さないでOK
OPPO Band Styleは防水に対応です。シャワーを浴びるときでも外す必要はありません。
まあ、最近のスマートバンドなら大抵付いている機能ですが、OPPO Band Styleも当然のように付いています。
スマホを音を鳴らして探す
AppleからAirTagという商品が発売されましたが、OPPO Band Styleでもスマホを鳴らして探せます。スマホの行方が分からなくなる人に良い機能です。
音楽を再生・停止が可能。ただし対応アプリが限られる?
音楽の再生・停止が可能です。OPPO Band Styleの良いところはアプリを起動させて音楽聴きだすと、バンドの文字盤が自動的に音楽操作の画面になっているところ。これは便利。
ただし、スマホの音楽アプリによっては反応しないこともありました。Spotifyは再生・停止が可能なのに対してAmazon Music・YouTube Musicは何故か再生できなかったです。そこまでマイナーなアプリではないと思うのですが、ここは残念!
スマホのカメラのシャッターを切れる
バンドでスマホのカメラのシャッターが切れます。
三脚にスマホをセットして撮影したいときや大人数で記念撮影したいときに使えそうな機能です。
タイマー・アラーム・ストップウォッチ
これらは「スマホですればいいやん」っていうような機能ですが、OPPO Band Styleでも可能です。
スタイルストラップならバンドから本体を外さず充電可能
スマートバンド探しで見落としてしまいがちなポイント。それは充電問題です。
バンドから本体を外さないと充電できないスマートバンドは案外多いです。
OPPO Band Styleならこのようにバンドから本体を外さず充電可能です。ただし、これはスタイルストラップのみ。
スポーツストラップだとこのように充電できません。ここは注意しましょう。
OPPO Band Styleでできないこと
ではOPPO Band Styleにスマートバンドにありそうな機能だけどない機能をあげていきます。
- 常時画面点灯
- OPPO Band Style単体での使用
- Felica(おサイフケータイ機能)
- サイレントモードの細かい時間設定
- アレクサ(AI)
常時画面点灯はできない
「スマートバンド」と「スマートウォッチ」の定義のことをよくわかっていませんが、おそらく常時画面点灯が可能か不可能かによって決まるのだと考えています。
つまり、常時画面点灯できるのがスマートウォッチ。できないのがスマートバンドというわけです。常時時計が見えないと「ウォッチ」と呼べないわけです。
OPPO Band Styleは「スマートバンド」なので常時画面点灯はできません。最長で10秒です。腕を上げて点灯させる設定などで点灯させられますが、常時画面点灯は不可能です。常に文字盤を表示させたいな、と考えている人はスマートウォッチを購入しましょう!
OPPO Band Style単独で使えない
OPPO Band Styleは単独で使えません。GPSが非搭載ですしSIMも挿せません。
スマホとBluetoothで繋がることで利用できます。スマホを家に置いて外出したら通知はきてくれません。
Suicaなどの決済機能は使えない
OPPO Band Styleをかざして決済を行う──なんてことはできません。高価なスマートバンドだとSuicaが搭載されていて決済できるものがありますが、OPPO Band Styleには搭載されていません。この点は理解しておきましょう。
サイレントモード(DND機能)の細かい設定
これは使ってわかったことなんですが、OPPO Band Styleではサイレントモード(DND機能)を細かく時刻設定できません。
- オン
- オフ
- スマートモード(寝ていると判断するとオンになるモード)
しかありません。寝ていなくともサイレントモードにしたいケースがある人にとってはちょっと残念な仕様ですね。
アレクサなどの人工知能は使えない
OPPO Band StyleではAlexaやSiriといった人工知能を呼び出せません。安価なスマートバンドでAlexaに対応しているスマートバンドならAmazfit Band 5がおすすめです。Miスマートバンド5に酸素飽和度測定とAlexaに対応しているモデルと考えてください。
まとめ:OPPO Band Styleは機能として最高峰
OPPO Band Styleは酸素飽和度の測定が可能なおそらく最安なスマートバンドです。安いスマートバンドならMiスマートバンド5が最高かと思っていましたが、OPPO Band Styleも捨てがたい選択肢だと思います。
2 件のコメント
75歳の男性。以下の不明点にお答え願います。
①画面右上に時折り小さな赤い模様が点灯するのは何ですか?
②裏のグリーンのライトが点灯するのはどういう理由ですか?
コメントありがとうございます。
①に関しては全くわかりません。私が使用している感じでは赤い模様が点灯するようなことはありませんでした。初期不良の可能性がありますので、メーカーに問い合わせてみてはいかがでしょうか。➁に関してはおそらく心拍数の測定だと思います。心拍数を測定しているときは緑色のライトが点灯します。