カメラ性能の良いスマホの見分け方について解説します。スマホのカメラ性能はスペックで判断しづらいところです。この記事ではカメラ性能の良いスマホ見分け方とスマホのカメラスペックの見方について詳しく書いていきます。
この記事の要旨!
- スマホのカメラ性能はスペックで推測することが難しいので、夜景作例で判断すべし
- ソフトウェア処理能力が最重要! ソフトウェア処理能力=メーカーと捉えてOK
- センサーサイズは大きいに越したことはない
- レンズは性能より超広角カメラの有無
- 高画質=高画質ではない。高画素のメリットはほとんどない
- カメラのモードは多いと楽しい&RAWで記録できる仕様がおすすめ
目次(押したら飛べます)
当サイトでのスマホのカメラの評価基準
当サイトのスマホカメラの評価基準は以下の項目です。
- ソフトウェア処理能力(アプリの画像処理性能)
- カメラのレンズ数(広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ、深度計測用etc)
- カメラセンサーサイズ(大きければ画質が上がる)
- レンズ性能(スマホの場合F値や監修カメラメーカー)
- 画素数
- アプリのモードの種類・仕様(RAWを記録できるか等々)
①➁が画質にとって最重要。③④が次に画質に重要。⑤⑥は直接画質に関わらない点です。
この記事ではカメラ性能の見方、スペックの見方を解説していきます。
作例で判断しないといけない理由
スマホカメラのスペックの見方の前に一つ書いておかないといけないことがあります。
スマホのカメラ性能は作例をみるしか判断できません。この記事はスマホのカメラ性能を判断するための記事にもかかわらず「写真作例で判断しろ」とは理不尽なことかもしれませんが真実です。
一眼カメラだと画質かかわるスペックは、
- センサーサイズ(中判、フルサイズ、APS-C)
- レンズ性能
の2点です(めちゃくちゃおおまかに言うとです)。一眼カメラではカメラのセンサーサイズとレンズで性能をある程度測ることができます。
一方、スマホのカメラは、
- センサーのサイズが1眼カメラなどに比べるとかなり小さい
- スマホが小さいので高品質なレンズを搭載できない
のでいくらスマホとしては大きなセンサーや高品質なレンズを搭載しても、ソフトウェア処理能力が駄目だと台無しになります。
ソフトウェア処理能力はある程度はどこのメーカーなのかによって判断できますが、つまるところ作例をみるしかわかりません。
ナイトモード搭載!
画像処理がすごい!
なんて書かれていても当てになりません(笑)。同じカメラセンサーを使っているスマホでもメーカーによって、撮れる写真は全然違います。実際の作例をみて判断するしかありません。スマホのカメラ性能は使ってみないとわからないところです。
ただしメーカー側の出す作例は参考にしてはいけない
スマホのカメラ性能は作例で判断しましょう、と書きましたがメーカー側の出す作例で判断してはいけません。
例えば某メーカーは自社の製品発表会にて、自社のスマホカメラの作例比較に他社の高級コンパクトデジカメを比較に出しました。夜景撮影の作例比較だったのですがその作例を見る限りスマホが高級デジカメより圧倒的に明るく撮影できていました。
ただし、この比較はフェアではありません。確認できてはいませんが、おそらく作例はオートモード(ナイトモード)同士で比較されています。カメラが好きな人なら当然ご存知だと思いますが、高級コンパクトデジカメや一眼カメラで夜景撮影をオートモードで撮影することはほとんどありません。手間ですが、三脚にカメラをのせてぶれないようにしシャッター時間を長くして撮影します。まずオートモードで撮影しません。
オートモード同士で比較すると最近のスマホはソフトウェア処理能力に秀でているので、スマホが高級コンパクトデジカメに勝利することでしょう。よってスマホとデジカメをオートモードで比較するのはフェアではないということになります。逆にマニュアルモード同士で比較するとデジカメ側が有利なのでフェアじゃないです。
スマホで撮影したと見せかけて実は一眼レフカメラで撮影していた──なんてことしたメーカーもありました(笑)。
作例は夜景でみるとわかりやすい
作例は夜景でみると良いです。理由は夜景撮影がカメラ性能の違いが露骨に出るからです。
スマホにかかわらずカメラは暗所や明暗分かれたシチュエーションが苦手です。逆に明るいシチュエーションだとどんなカメラでもあまり差が出てくれません。
なので夜景作例をみればスマホのカメラ性能がわかります。
発売前にチェックできるカメラスペックはメーカー、レンズ、センサーサイズ
とはいえ、新発売のスマホだと作例を見ることができません。そこで
- メーカー(例えばHuawei、Google、Apple)
- レンズ(性能とレンズ枚数)
- カメラセンサーのサイズ
買う前にチェックすることできる項目は上記の3点くらい。
後で死ぬほどしつこく書きますが、画素数はあまり気にしないでOKです。1200万画素あれば十分です。
写真のソフトウェア処理能力が最重要
まずスマホのカメラ性能を語るに切り離せないのがソフトウェア処理能力。つまり撮った写真の処理を上手にできるかということ。夜景撮影だと当然ノイズがのりますが、そのノイズを軽減できるかといったことです。
スマホのカメラはカメラセンサーのサイズが小さいです。またレンズ性能を高めようにも小さいスマホでは大きなレンズを搭載しづらい。ならばソフトウェア処理能力を高めるほうが高画質につながるというわけです。
以前劇的改善:AQUOS sense4 plusにGoogleカメラをインストールし、カメラ性能を改善させられるのかを検証!という記事を書きました。これはソフトウェア処理能力のダメダメなスマホAQUOS sense4 plusにPixelシリーズでしか使えない「Google Camera」アプリをインストールし、AQUOS sense4 plusのカメラ性能向上するかを検証したものです。ぜひ記事を読んでほしいですが、驚くくらい画質が上がりました。
この記事でわかる通りスマホではレンズ性能とかセンサーサイズというよりソフトウェア処理能力(アプリによる画像処理能力)のほうが重要というわけです。
ソフトウェア処理能力=スマホメーカー
ソフトウェア処理能力とはメーカーの汗と涙の結晶です。ソフトウェア処理能力はメーカーである程度判断できます。
- Huawei:素晴らしい
- Google:ナイトモードが最
- SamsungとApple:HuaweiやGoogleには劣るイメージだがめっちゃ良い
- Sony:オートモードは並。プロカメラマン仕様で独自路線を行こうとしている
- Xiaomi:Sonyよりは上。白飛びを抑えるのが上手
- OPPO:安価なスマホでも超広角カメラで夜景モードが使えてすごい
- SHARP:上記のメーカーと比べて段違いにひどい
↑独断と偏見で書きました(笑)。正直カメラ性能なら日本企業を選んではダメです。
Sonyは独自路線を行こうとしていて、オートモードで綺麗に撮れるスマホではありません。SHARPは最近だとまだマシになってきてはいますが、カメラ性能で選ぶメーカーではありません。
とことんカメラ性能の良いスマホならHuawei(ただしGoogleサービスは使えない)、夜景モードならGoogle、バランスならSamsungとApple、安くて高画質ならXiaomiやOPPOといった感じです。
カメラのセンサーサイズは大きければ大きいほど良い
上の画像はカメラのセンサーサイズを比較したものです。カメラの世界ではセンサーサイズは大きければ大きいほど高画質です。
カメラの心臓部ともいえるイメージセンサーには、図のように様々なサイズのものが使われています。小型のセンサーはカメラの小型化に貢献し、大きなものはより多くの光を取り込むことができるので、白トビや黒つぶれが少なくなり、階調豊かな表現が可能になります。
カメラの性能を示す上でよく使われる画素数という言葉。これは、それぞれのセンサーサイズの中に何個の撮像素子が含まれているかを表しています。例えば、同じ画素数のフルサイズセンサーとAPS-Cセンサーを比べた場合、個々の撮像素子の面積が2倍近くになるため、フルサイズセンサーの方がより多くの色情報を取り込むことができます。センサーが大きければ画素数自体も増やしやすく、より高精細化もしやすいとも言えます。
https://www.mapcamera.com/html/20181116_camera_mirrorless/mirrorless.htmlより
とあります。センサーサイズが大きいと白飛びや黒つぶれが起きにくく、ノイズものりにくいです。またセンサーサイズが大きいほうが高画素でも高精細化しやすいわけです。
ただしソフトウェア処理能力より重要度は落ちる
センサーサイズはスマホのカメラでも重要です。しかし、スマホは大きいセンサーを搭載しようとも限界があります。例えばスマホにフルサイズのセンサーを搭載することは物理的に不可能です。
なのでスマホ業界では先ほどの画像にある⑧の1型センサーの大きさにできるだけ近づけようとしています(従来のスマホは⑪程度でした)。
例えばXiaomi Mi 11 Ultraは1/1.12型、Huaweiの1/1.28型とセンサーサイズを大きくしています。またAppleは正確なサイズを公表してはいませんが、iPhone 12 Pro Maxのセンサーサイズは大型化しているそう。iPhoneの画素数は1200万画素のままにもかかわらず、センサーサイズは大型化してきたことを鑑みるにAppleはセンサーサイズを軽視していないようです。
ただしそれでもソフトウェア処理能力のほうが重要。センサーサイズは重要ですが高いソフトウェア処理能力があった上の要素。iPhone 12は従来通りのセンサーサイズのはずですが、十分綺麗ですからね。
レンズ性能は重要だがスマホでレンズ性能を高めるのは難しい
レンズ性能も重要ですがスマホではレンズ性能を高めるのは難しいです。一眼カメラではレンズ性能=レンズの大きさ(重さ)となります。
スマホは小さいですから大きなレンズを搭載するのは難しいです。それでも最近のスマホのカメラは出っ張っていて大きなレンズの傾向にありますよね。あれは目一杯レンズ性能を高めるためです。ただしこれにも限界があります。スマホに1㎏のレンズを搭載なんてできませんからね。レンズ性能を高めるよりソフトウェア処理能力を高めるほうが高画質につながりやすいというわけです。
レンズ性能はF値と監修メーカーによってある程度推測できる
スマホはレンズ性能は、
- F値
- 超広角カメラの歪み
- 監修メーカー
などがあります(他にもあると思いますが省略)。
F値とは写真の明るさや「ボケ」に関係します。F値は数字が小さいほうが良くF値が1.7と2.2だと1.7のほうが優秀ということになります。F値が小さいと光を取り込みやすく「ボケ」た写真を撮りやすくなります。
次に超広角カメラの歪み。
上下の写真を比べると右側のビルの歪みの有無がわかると思います(歪みはソフトウェア処理である程度処理可能)。
次は監修メーカーによって判断するもの。例えば、
- Huawei:Leica
- Sony:ZEISS
- OnePlus:Hasselblad
みたいにカメラレンズ企業とレンズを共同開発しています。ただしこれはスマホカメラに箔を付けるためだけの可能性もあります。カメラレンズ企業監修で本当にレンズ性能が上がっているか定かではないです。
ソフトウェア処理能力では補えない超広角カメラの有無は重要
スマホのカメラレンズの種類は、
- 広角(スマホでは標準レンズと書かれることもある)
- 超広角 →広角より広い写真を撮れる
- 望遠 →広角より画角は狭いが遠くを撮影できる
- マクロ →被写体に近づいて撮影できる
- 深度 →被写体との距離を計測する(ポートレートモード用に使われている)
と色々あります。
スマホカメラではソフトウェア処理能力が重要と何度も書きました。が、超広角カメラは重要です。なぜなら超広角カメラはソフトウェア処理では補えない要素だからです。
例えば望遠レンズはデジタルズームで補えます。
2倍デジタルズーム 5倍 7倍
上の写真はPixel 4aで撮影したもの。現行モデルのPixelシリーズには望遠レンズがありません。その代わりといってはなんですが、「超解像ズーム」というデジタルズームでも写真が劣化しにくいシステムを採用しています。さすがに5倍や7倍だと粗が目立ちますが、2倍くらいだとそこそこ綺麗に写っていると思います。当然望遠レンズで撮影したほうが綺麗なはずです。が、ここで重要なのが望遠は代用可能、超広角は代用不可ということ。写っていないものを写すのは不可能ですからね。
カメラレンズがいくら搭載されていてもマクロレンズや深度レンズしかなければダメです。スマホカメラでは超広角レンズの有無が重要です。
画素数は画質に直結しない
最近のスマホはカメラの高画素化が進んでいます。私が購入したRedmi Note 10 Proのメインカメラは1億800万画素です。1億画素なんて一眼レフカメラやミラーレス一眼にも搭載されていません。
1億画素やべー! スマホのカメラは一眼カメラを超えたわ! 一眼カメラはもういらねえわー
って考える人がいてもおかしくありません。しかし、これは間違いです。当然一眼カメラのほうが画質が良いです。そもそも一眼カメラとスマホは用途が違うので比較にあまり意味がないです。
高画質=高画質が間違いなのはiPhoneが証拠!
iPhoneシリーズの最新モデルのiPhone 12のメインレンズの画素数は何画素がご存知でしょうか?
答えは1200万画素です。iPhoneはレンズの数こそ増えましたが、画素数はiPhone 6Sから現行モデルのiPhone 12までずーっと1200万画素です。
1200万画素だからといってiPhoneで撮れる写真が低画質なのかといえば当然違います。むしろスマホの中でも綺麗な写真が撮れるスマホといえます。なぜiPhoneが高画素を採用しないのかというと、推測になりますが高画素にメリットがほぼないからだと思われます。
高画素にはメリットよりデメリットが大きい
重ねて書きますが画素数は画質と直接関係ありません。逆に高画素はメリットよりデメリットのほうが大きいのです。
- 明るい写真が撮りづらい
- データ量が大きくなる
- 撮影時の画像処理に時間がかかる
- 手振れの影響を受けやすい
- トリミングして使いやすい
まとめるとこんな感じ。
高画素のメリットはトリミングに使えることだけ?
高画素のメリットはトリミングです。逆にメリットはこれしかないように思えます。
画素数は高いと写真を引き伸ばしたり、拡大したときに粗さが見えないというメリットがあります。つまりトリミングしても写真が劣化しにくいということ。1億画素で撮影し一部分を切り取り望遠レンズの代わりといった使い方ができます。
スマホは2000万画素から1200万画素に下げたという歴史がある
デメリットは色々あります。まず明るい写真が撮りづらいということ。
スマホが普及し始めた当初、スマホの画素数は2000万画素とかでした。それが1200万画素とかに下がりました。例えばSAMSUNGのGalaxy Sシリーズを見てみましょう。
年 | 機種名 | 画素数 |
---|---|---|
2015 | Galaxy S6 | 1600万画素 |
2016 | Galaxy S7 | 1220万画素 |
2019 | Galaxy S10 | 1200万画素+1600万画素+1200万画素 |
2021 | Galaxy S21 Ultra 5G | 1億800万画素+1200万画素+1000万画素+1000万画素 |
このようにGalaxy Sシリーズのカメラの画素数は1600万画素→1200万画素→1億画素と一度画素数を下がった歴史があります。これは他社も同じ傾向にあってSonyのXperiaシリーズも2000万画素あった画素数を1200万画素に下げています。
この理由がまずデメリットとして挙げた高画素だと明るい写真が撮りづらい問題です。
画素数が上がると1画素あたりに取り込める光がの量少なくなり、明るい写真が撮りづらいです。つまり夜景などの光量の少ない場面で写真が綺麗に撮れないということになります。だから各社は画素数を1200万画素に下げたという歴史があるのです。
ちなみにスマホカメラだけではなく一眼カメラでも同様です。
上の画像をご覧ください。これはSonyのフルサイズカメラの売れ筋商品です。みると一番売れているα7SⅢは1290万画素です。これはスペックが低いからというわけではありません。その証拠に1つ下のα7Ⅲよりα7SⅢのほうが値段が高いですよね。α7SⅢは意図して画素数を下げているのです。
なぜあえて画素数を下げているかというと、α7SⅢは夜景や星空など暗いシチュエーションの写真撮影(低照度撮影)に特化したカメラなのです。センサーサイズの大きい1眼カメラでも画素数をあえて下げたりするわけです。
高画素だと写真のデータ量が大きくなりストレージを無駄に圧迫する
1億画素と1200万画素の写真だとどちらがデータ量が大きくなるか、といえば当然1億画素の写真です。高画素でも高画質にならないのにデータ量が大きくなり、スマホのストレージを圧迫します。
またスマホによりますが、スマホのSoC(スマホの頭脳)が低性能にもかかわらず高画素モードを使用すると画像処理時間が通常のオートモードより時間がかかります。ここでもメリットはなし。
高画素化傾向は画像処理能力向上によるもの。しかし、スマホは1200万画素で十分
じゃあなんで高画素になってきたの?
かというと、
- カメラのソフトウェア処理能力が向上したおかげで高画素でも明るい写真が撮れるようになってきたこと
- 高画素によって「カメラ性能が上がったよ」とアピールするため
かと思われます。スマホカメラは画像処理能力が1番重要です(後で書きます)。画像処理能力が高くなったことで高画素でも画質の良い写真が撮りやすくなったわけです。
あとは高画素で高画質になったと消費者にアピールするためでしょう。実際画素数=画質と勘違いしている人は多いでしょう。
ただし、1億画素や6400万画素で撮影できるスマホでもオートモードだと1200万画素で記録される設定になっています(私の持ってるスマホは全てそうでした)。また夜景モード(ナイトモード)では1億画素は設定できません。これは依然として高画素だと暗所撮影は難しいからだと思われます。
カメラの撮影モードは多めだと楽しい
カメラモードは夜景モード以外は直接画質に関わるものではありません。しかし、豊富だと楽しいですよね。手軽に色々な写真を撮影できますからね。
写真をRAWで記録できる編集を楽しめる
RAWで記録できると個人的にはありがたいです。ちなみにRAWの記録は画質には関係ないです。
スマホはオートモードで撮影して編集を前提としていないと思いますが、編集を楽しみたい人にとってRAW形式で記録できるかはチェックしたほうが良いポイントだと思います。
RAWは現像前の多くの情報がある写真データです。普通の写真はJPEGというファイル形式です。JPEGは現像後の完成されたデータ。JPEGだと情報があまりのっていませんので、編集できる幅が狭いです。一方、RAWだとたくさんの情報がありますから、編集できる幅が広いです(その分データ量が大きいのはネック)。最近のスマホだとRAWに対応している機種が多いです。
オートモードやナイトモードでもRAWを記録できるかもポイント
私がPixel 4aを重宝している理由の一つにRAWをオートモードだけでなく、夜景モードでも記録できることにあります。例えばXiaomiのRedmi Note 10 ProではプロモードでしかRAW形式で記録できません。つまり夜景モードで撮影するとRAW形式で記録できません。細かいポイントですが、こういうところもチェックするとスマホのカメラを楽しめると思います。
まとめ:カメラ性能は作例とメーカーで判断
- スマホのカメラ性能はスペックで推測することが難しいので、夜景作例で判断すべし
- ソフトウェア処理能力が最重要! ソフトウェア処理能力=メーカーと捉えてOK
- センサーサイズは大きいに越したことはない
- レンズは性能より超広角カメラの有無
- 高画質=高画質ではない。高画素のメリットはほとんどない
- カメラのモードは多いと楽しい&RAWで記録できる仕様がおすすめ
スマホのカメラ性能の見分け方について詳しく書きました。最近高画素のスマホの発売で画素数=高画質と勘違いしている人が多く見られたのでこの記事を書くことにしました。
全ての項目で満点なのはHuaweiのPシリーズとMateシリーズになります。Huaweiは、
- ソフトウェア処理能力はスマホ業界でトップクラス
- かなり早い段階からレンズの多眼化に着手
- センサーサイズも着実にサイズアップ
- レンズは老舗カメラメーカーLeicaと共同開発
- 画質が高い上での画素数アップ
- モードは豊富&RAWで記録も可能
と隙なしです。Googleサービスが使えなくなったのが惜しいです。
長々と書きましたが、カメラ性能の良いスマホを探している人の参考になれば幸いです。