Zenfone3で都会の星空を撮影してみた

3 min 614 views
当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています
atoshimoduma

atoshimoduma

スマホやタブレットなどのガジェット情報を取り扱っています!
スマホはコスパ重視。その中でカメラ性能と電池持ち性能を重視しています。

FOLLOW

Zenfone3で星空を撮影してみました。都会だと街灯などの人工的な光で夜空が明るいので星空の撮影は難しいと思っていましたが、意外と撮影することができました。

最大24,000ポイント還元!

星空をオート設定で撮影すると真っ暗に

  スマホは便利なものでなんでもオート設定で綺麗な写真を撮ってくれます。しかし、星空の撮影はダメ。下の写真みたいになります。   Zenfone3だけではなくスマホのカメラは暗いところが大の苦手。オート設定に頼ると写真が真っ暗になってしまいます。夜景モードやローライトモードなら撮影できないこともないですが、一つ二つくらいしか星は写ってくれません。  

マニュアル設定なら撮影可能

    上の動画はASUS JAPAN公式チャンネルから出されたもの。Zenfone3を使った星空の撮影の仕方が説明されています。ここでの設定は、
  1. シャッタースピードを32秒
  2. ISOを3200
  3. ホワイトバランスを4000K
  4. コントラストを最小(-3)
  5. セルフタイマーを2秒
  6. マニュアルフォーカスを無限遠から1/5くらい
  7. 三脚を使用する
という設定がされています。結構設定が多くてよくややこしいですね。ただ、実はここで重要な設定は二つ。ISOとシャッタースピードがポイントなんです。  

公式チャンネルの設定を鵜呑みにすると逆に真っ白に

わたしは大変素直な人間です。公式チャンネルの動画通りに全て設定しました。パシャり。すると、 真っ白な写真が出来上がりました。上に写真を貼っていますが、貼っていることがわからないくらいのに真っ白です。 「なぜ?」 と意味不明なわたし。ただ、カメラの勉強をしていくうちに理由がわかってきました  

ISO、シャッタースピードが重要

  マニュアル設定の画面をご覧ください。ここに明るさにかかわる設定が3つあります。 ISO、EV、Sです。 ISOとは光に対する感度のこと。ちなみにアイソ、アイエスオー、そしてイソなど色々な読み方があります。ISO感度を上げると明るい写真が撮れますが、上げるほど画質は落ちます。だからむやみに上げたくはないです。 EVは露出、つまり明るさの設定のこと。+にすると明るくなるし、-にすると暗くなります。 Sとはシャッタースピードのこと。シャッタースピードを長くすると光を多く取り込めるので明るい写真を撮ることができます。 これに加えてf値(絞り)が写真の明るさを決めますが、Zenfone3のf値は2で固定なので設定を変えられません。 ただ、Zenfone3だとシャッタースピードをいじると、EVかISOかどちらかしか設定を変えられないという仕様になっています。なので公式チャンネルの動画通りにEVではなく、ISOとシャッタースピードの設定を変更することで写真の明るさを決めます。 よってZenfone3で星空の撮影をする際の明るさの設定はISOとシャッタースピードの二つが基本となります。設定が二つだけだと考えればそんなに難しくないかと思います。  

わたしが失敗したのは写真を明るくしすぎたため

わたしが撮影した場所は近所の公園。街灯もありますしすぐ隣にはビルもあります。動画内の設定をそのまま使うと明るすぎたのです。 というわけで設定を変更しました。三脚を使用しセルフタイマーは2秒で設定します。 ISOは3200、シャッタースピードは8秒。どうでしょう。これだけで真っ白な写真にはなっていません。まだ少し明るいと思ったのでISOを思い切って下げてみます。   ISOは200、シャッタースピードは8秒。 うーん。暗くなりすぎてしまいました。ただ、ISOを挙げると画質が落ちるので次はシャッタースピードを長くしました。   ISOは200、シャッタースピードは16秒。 これで星が撮影できました。北斗七星が写っています。

 ホワイトバランスは後でいじれる。ISOやシャッタースピードは無理

ホワイトバランスやコントラストなどの設定を公式チャンネルの動画では変えていましたよね。実はこれらは撮影後アプリなどで簡単に変えられます。ちょっと青っぽくしてみました。   ただ、ISOやシャッタースピードは撮影後に変えようがありません。この二つの設定はじっくり考えてやりたいですね。  

三脚は必須

ちなみに三脚は必須です。何故ならシャッタースピードを長く設定して、手持ちでブレなく撮影することは不可能です。わたしはミニ三脚を使用しました。ちなみにセルフタイマーを設定するのもブレを防ぐためです。  

注意点

Zenfone3のセルフタイマーはうるさい

Zenfone3のセルフタイマーのカウントする音は結構大きいです。人が多いところで撮影する場合は注意しましょう。ASUSさん、セルフタイマー音を下げてくださーい。  

ミニ三脚を使用する場合は台に置こう

今回フォーカスはマニュアル設定にはせずオートフォーカスにしました。本当は絶対にマニュアルフォーカスにしたほうが良いと思います。設定しなかった理由が使用した三脚がミニだったこと。マニュアルフォーカスに設定しようとすると地べたを這いずることになってしまいます。人目が気になりますよね。 もしミニ三脚を使用をする場合は台の上に置くと良いかもしれません。マニュアルフォーカスの設定も行えます。

さすがに一眼レフほど綺麗には写らない

  上の写真はRX100というコンパクトデジカメで撮影した写真。 f値は4、ISOは200、シャッタースピードは15秒で撮影しました。Zenfone3よりはるかに画質が良いです。一眼レフで撮影すればもっと良くなるでしょう。ただ、設定次第では一眼レフに迫る写真が撮影できるかも?  

設定を自分で変更して好みの星空を撮影しましょう

条件によって設定を変えましょう。星空を撮影する上で大切なのは、
  1. 晴れであること
  2. 三脚を使用すること
  3. 明るさや好みに応じてISOとシャッタースピードを調整すること
この三つだと思います。それに加えてマニュアルフォーカスで星にピントを合わせたら綺麗な星空を撮影することができるかと思います。  
atoshimoduma

atoshimoduma

スマホやタブレットなどのガジェット情報を取り扱っています!
スマホはコスパ重視。その中でカメラ性能と電池持ち性能を重視しています。

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事