以前UMIDIGI A9 Proのグローバル版のレビューを行いました。その後、UMIDIGI A9 Proは日本版も発売されましたので、UMIDIGI A9 Proのカメラ性能が気になっている人も多いかと思います。ここではUMIDIGI A9 Proで撮影した写真作例をのせます。
目次(押したら飛べます)
UMIDIGI A9 Proのカメラ評価
当サイトのスマホカメラの評価基準です。
- ソフトウェア処理能力(アプリの画像処理性能)
- カメラのレンズ数(広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ、深度計測用etc)
- カメラセンサーサイズ(大きければ画質が上がる)
- レンズ性能(スマホの場合F値や監修カメラメーカー)
- 画素数
- アプリのモードの種類・仕様(RAWを記録できるか等々)
各項目10点満点となります。
この基準からUMIDIGI A9 Proのカメラを評価すると、
- ソフトウェア処理能力(アプリの画像処理性能):4点
- カメラのレンズ数(広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ、深度計測用etc):7点
- カメラセンサーサイズ(大きければ画質が上がる):6点
- レンズ性能(スマホの場合F値や監修カメラメーカー):6点
- 画素数:8点
- アプリのモードの種類・仕様(RAWを記録できるか等々):5点
36/60点です。正直カメラ性能は中の下といったところ。①のソフトウェア処理能力が低く夜景撮影能力が低いです。
UMIDIGI A9 Proの写真作例とカメラの使用感
風景写真、夜景写真、食べ物の写真をのせました。
UMIDIGI A9 Proのカメラの使用感としては、
- 明るいところだとよく撮れる。ただし、ピントの甘いところもあり
- 超広角カメラは歪みが少ない。
- ポートレートモードはめちゃくちゃ背景をボカすタイプではないが使える
- マクロカメラは使える
- 夜景は白飛び、黒つぶれ、ノイズが目立つ
- ナイトモードはあまり効果を感じない
といった感じです。スマホのカメラはレンズ性能も重要ですが、ソフトウェア処理能力が重要です。UMIDIGI A9 Proのカメラはソフトウェア処理能力が甘いと感じます。ナイトモードの恩恵も全く感じず、ノイズものってしまいます。
ちなみにUMIDIGI A9 ProではGoogleカメラアプリは使えませんでした。
劇的改善:AQUOS sense4 plusにGoogleカメラをインストールし、カメラ性能を改善させられるのかを検証!という記事で書いたように、Androidスマホの場合はGoogleカメラアプリを導入してカメラ性能を上げる──という裏技があります。なのでUMIDIGI A9 ProにもGoogleカメラアプリをインストールしてみましたが、夜景モードに切り替えるとアプリが落ちてしまうという問題がありGoogleカメラアプリは使えませんでした。UMIDIGI A9 ProのSoCであるMediaTek製のHelio P60だからかもしれません。Helio P60より性能の落ちるQualcomm製のSnapdragon 439のRakuten MiniだとGoogleカメラアプリは使えましたので、Qualcomm製のSoCでないとGoogleカメラアプリは使えない可能性があります。
ちなみにカメラはまあまあ出っ張っています。
まとめ
UMIDIGI A9 Proの写真作例をのせました。スマホのカメラ性能を重視する人は参考にしていただけたらと思います。
UMIDIGI A9 Proは日本版、グローバル版があると思いますがどちらも技適は付いています。また、最安値で買えるサイトはBanggoodです。安く買いたいならBanggoodをオススメします。