楽天モバイルの1年間無料キャンペーンの申し込みが4/7で終了します。楽天モバイルは契約するだけなら全く損のないサービスなので、もし申し込みが済んでいない人は4/7まで絶対に申し込んでください。
この記事は今から楽天モバイルを契約する人、そろそろ楽天モバイルの無料キャンペーンが終わる人向けの内容です。結論から書くとeSIMでDSDVできるスマホを買うと無料キャンペーンが過ぎても月々のスマホの維持費が安く済むということ。楽天モバイルはIIJmioのeSIMプランと相性抜群です。詳しく解説します。
目次(押したら飛べます)
楽天モバイルを契約すべき理由とは
そもそも楽天モバイルを契約すべき理由は、
- 無料キャンペーンが終わってもRakuten UN-LIMIT VI(4/1からスタート)だと1GBまで無料(1回線目)
- Rakuten UN-LIMIT VI契約で楽天市場のSPU(ポイント還元)が+1倍
- Rakuten UN-LIMIT VIとスマホのセット購入で大量のポイント還元→実質無料でスマホを入手可能
です。実質無料でスマホ購入可能で、維持費もデータ量1GBまでなら無料。更に楽天市場でのポイント還元率が上がるので単純に契約するだけなら損はありません。
楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を解説! 楽天モバイルのメリットとデメリットは?で楽天モバイルについて詳しく解説しています。詳しく知りたい人は記事を読んでください。
とりあえずまだ楽天モバイルを契約していない人は4/7までにしっかり契約を完了させてください。
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楽天モバイルをとりあえず契約する場合は実質無料スマホを狙おう
楽天モバイルをとりあえず契約するか、楽天モバイルの1年間無料キャンペーンが終わった後を見据えするかで選ぶスマホが違います。
とりあえず契約するなら実質無料スマホを選びましょう。そして1年間無料キャンペーンが終わったらデータ量1GB以下で抑えて維持費無料をキープし、楽天モバイルのつながりにくさが改善されるのを待つ。
1年間無料キャンペーンが過ぎても楽天モバイルを上手く活用したい場合は、DSDVで通話用を楽天モバイル、データ通信をIIJmioで行い楽天モバイル単体で運用するよりお得に使いましょう。
とりあえず契約するなら実質無料のRakuten Hand1択。3月中に入荷予定なので入荷まで待とう
楽天モバイルのオリジナルスマホRakuten Handはポイント還元による実質無料キャンペーンを行っています(執筆当時)。
Rakuten Handの価格は20000円。対してポイント還元は24999ポイント! むしろRakuten Handの代金よりポイントのほうが多くもらえるので、Rakuten Handを購入するとむしろ得します。3月中に在庫が復活する予定です。Rakuten Handの特徴は、
- 価格が2万円でポイント還元を受けると実質無料
- Snapdragon 720G
- メモリ4GB+ストレージ64GB
- 有機ELディスプレイ
- Felica(おサイフケータイ)と防滴防塵に対応
- 超広角カメラがない
- 解像度が低め
- eSIMにしか対応していない
- DSDVに非対応
- MicroSDカードに非対応
が赤字が長所、青字が短所です。
Rakuten Handのスペックレビュー。Felica、スナドラ720Gで2万は安い。という記事で解説しているので、Rakuten Handを詳しく知りたい人は読んでください。
Rakuten Handは大概の人にはオススメできます。安定した処理性能のSnapdragon 720G+有機ELディスプレイ+Felica対応で2万円はコスパ高いです。それがポイント還元で実質無料になるのだからすごいです。ネックになるのはeSIMとMicroSDカード非対応くらい。
とりあえず楽天モバイルを契約したい人にとっては最適な機種です。ただし、現在在庫切れであることだけ注意。一応3月中旬以降に販売の再開を予定しているようなので、無料キャンペーン終了までには間に合いそう。人気機種なので入荷が入り次第、即契約したほうが良いです。
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楽天モバイルの無料キャンペーンが終わることを見据えた場合、eSIMでDSDV可能なスマホがオススメ!
楽天モバイルの1年間無料キャンペーンが過ぎた場合のことを見据えた場合や、無料キャンペーンがもう終わりそうで機種変更を考えている人には、Rakuten Handより良い機種があります。それは物理的なSIMとeSIMでDSDVできる機種です。
ちなみにDSDVについて説明しておきますと、
▼DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
・出来ること
1台のスマートフォンに2枚のSIMを挿入し、SIMを切り替える必要がなく、
どちらのSIMに紐づく電話番号に着信があっても電話を受けることが可能です。
また、片方のSIMで通信を行っている間に、もう片方のSIMで電話の着信を受けることができます。
・出来ないこと
片方のSIMで通話を行っている最中は、もう片方のSIMカードで通信することは出来ません。
また、2つのSIMで同時に通話することは出来ません。よくあるご質問 SIM、デュアルSIM(DSSS、DSDS、DSDV、DSDA)とはなんですか?SIMの種類を教えてください。より
です。簡単に説明するとDSDV対応機種なら1台のスマホで2枚のSIMを使えるというわけです。
eSIMについても軽く説明しておきます。
eSIMとは物理的SIMではなくスマホに直接書き込むタイプのSIMです。eSIMのメリットデメリットの解説とオススメeSIM対応機種の紹介。徐々にメリットが増えてきている!で書いていますが、少し前までは物理的なSIMと比較してデメリットが多かったです。
しかし、IIJmioの新プラン「ギガプラン」でだいぶ事情が変わりました。IIJmioの新プラン「ギガプラン」では物理的なSIMよりeSIMのほうが料金が安いので、IIJmioではeSIMがオススメ。なので後で詳しく書きますが、楽天モバイルの1年間無料キャンペーンが終わった先を見据えると、スマホは物理的なSIMとeSIMでDSDVできる機種が良いわけです。
楽天モバイル単体よりIIJmioと組み合わせるほうが安いわけ
楽天モバイル | IIJmio(音声) | IIJmio(データ) | IIJmio(eSIM) | |
1GB | 0円 | |||
2GB | 858円 | 748円 | 440円 | |
3GB | 1078円 | |||
4GB | 1078円 | 968円 | 660円 | |
8GB | 1518円 | 1408円 | 1100円 | |
15GB | 1848円 | 1738円 | 1430円 | |
20GB | 2178円 | 2068円 | 1958円 | 1650円 |
無制限 | 3278円 |
楽天モバイルとIIJmioの新プラン「ギガプラン」の料金表です。どちらも4/1からスタートのプランです。この表を見ればわかるのですが、1GBのデータ使用を超える場合以外は楽天モバイル単体、IIJmio単体で運用するより楽天モバイルとIIJmioを組み合わせるほうが安くなります。
いくつか例を挙げます。
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(1GBまでのデータ使用)→0円
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(1GBから3GBまでのデータ使用)→1078円
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(3GB~20GBまでのデータ使用)→2178円
- IIJmioの2GBの音声SIM→858円
- IIJmioの2GBの音声SIM+通話定額(3分)→1518円
- IIJmioの4GBの音声SIM→1078円
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(1GBまでのデータ使用)+IIJmioのeSIM(2GB)→440円
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(1GBまでのデータ使用)+IIJmioのeSIM(4GB)→660円
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(1GBまでのデータ使用)+IIJmioのeSIM(8GB)→1100円
ABCが楽天モバイル単体で運用したケース。DEFがIIJmio単体で運用したケース。そしてGHIが楽天モバイルとIIJmioでDSDV運用したケースです。
単体で運用したほうが安いケースはAのみ。楽天モバイルは1GBまでのデータ使用なら0円ですからね。ただし、1GB以上ならDSDV運用したほうが安いです。
B~Fは単体で運用した場合です。それよりG~Iのほうが安いのは一目瞭然です。
特に通話定額を利用したい場合は尚更です。IIJmioの通話定額は税込660円~。Eのケースだと1518円。対して楽天モバイルはRakuten Linkというアプリを利用すれば通話料は0円です。これを利用し、IIJmioのeSIM(データSIM)と組み合わせ格安に維持費をキープします。EよりG~Hのほうがかけ放題で使えるデータ量が多く、安いです。
スマートフォン利用者の前月データ通信量は「わからない」と回答したユーザーを除いた平均データ通信量は6.94GB、中央値は3.00GBとなった。有効回答を対象とした月間通信量は「1GB」が29%、「2GB」が16.7%、「3GB」が13.4。59.2%のユーザーが3GB以下の通信量で、7GBまでの累計では約79.2%を占めた。
とあるように8割の人は8GBで足ります。楽天モバイルとIIJmioのeSIMプランを組み合わせると月々税抜1000円(税込1100円)でデータ量8GBでかけ放題(Rakuten Link使用)が可能。スマホの維持費が1100円で収まります。
楽天モバイルでセット購入できるeSIMでDSDV可能なオススメ機種
おすすめ機種といっても楽天モバイルでセット購入できるeSIMでDSDV可能なスマホはOPPO A73とAQUOS sense4 liteしかありません(笑)。ちなみにRakuten HandはシングルSIMなのでDSDVはできません。
別に楽天モバイルでのセット購入にこだわらないならiPhone SEやPixel 4aもおすすめです。ここでは楽天モバイルでセット購入できる機種について解説します。
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Felica(おサイフケータイ機能)がいらないならOPPO A73
OPPO A73は楽天モバイルのポイント還元で実質5800円と手の出しやすいスマホです。
OPPO A73はOPPO A5 2020の後継機種です。OPPO A5 2020の上位互換の機種ではありませんが、OPPO A73はnanoSIMとeSIMでDSDVが可能です。
OPPO A73の特徴は、
- ポイント還元を受けると実質5800円(執筆時)
- 有機ELディスプレイ・フルHD+
- nanoSIM+eSIM構成
- Snapdragon 662
- メモリ4GB+ストレージ64GB
- 防水防塵、Felica(おサイフケータイ機能)非対応
- 超広角カメラあり
- 大容量バッテリー(4000mAh)
赤字が長所、青字が短所です。
SoC(スマホの頭脳)のSnapdragon 662は若干処理能力が低め。Rakuten HandやAQUOS sense4 liteのSnapdragon 720Gよりだいぶ性能が落ちます。またおサイフケータイ機能もないです。なのでOPPO A73はおサイフケータイ機能が不要でSNS中心の使い方をする人向けのスマホとなります。
FelicaとSnapdragon 720Gで安定した性能のAQUOS sense4 lite
SHARPのAQUOS sense4 liteは優等生なスマホです。nanoSIM+eSIMでDSDVが可能。
- Snapdragon 720G
- メモリ4GB+ストレージ64GB
- nanoSIM+eSIM構成
- 防水防塵、Felica(おサイフケータイ)対応
- ポイント還元を受けると実質17800円と安い
- 大容量バッテリー(4570mAh)
- 超広角カメラがない
赤字が長所、青字が短所です。
超広角カメラがないところ以外弱点はないと言って良いでしょう。実質価格もOPPO A73よりは高いですが安めで購入しやすいです。Felicaと防水防塵に対応なのも良し。
SoCはSnapdragon 720Gなので原神などの重めのゲームなどをしない限り、ゲームのプレイも問題なし。AQUOS sense4 liteはeSIM対応機種で困ったらコレというスマホです。
まとめ:eSIM対応機種だと月々の維持費が安い
まとめると、
- 楽天モバイル未契約でとりあえず契約したい人はRakuten Handの入荷がきたらセット購入しよう
- 無料キャンペーンが終わっても楽天モバイルを利用したいならeSIMでDSDVできるスマホがおすすめ
- 無料キャンペーンが終わりそうな人で機種変更を考えている人もeSIMでDSDVできるスマホがおすすめ
です。eSIMの時代がきましたね。維持費を安く抑えたい人はeSIMに注目しましょう。既にeSIMでDSDVできる機種できる機種を持っている人で楽天モバイル契約済みの人はIIJmioがおすすめです。
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