ZenFone 3 Maxの国内販売が決定しました。発売日は2017年1月中旬で価格は税抜19,800円。そこで気になるのがFREETELから販売が予定されているPriori 4との比較。どちらも低価格は大容量の4,000mAhのバッテリーを売りにしています。かなり似通った二機種。両者のスペックを比較してみます。
関連記事:FREETELのPriori 4のスペックレビュー! 安いバッテリー大容量スマホはこれ!
目次(押したら飛べます)
ZenFone 3 Maxのスペック
カラー
シルバー、ゴールド、グレー
SoC
MediaTek MT6737M
OS
Android 6.0
メモリ
2GB
ストレージ
16GB
MicroSDカードは32GBまで対応
画面サイズ、解像度
5.5インチ IPS液晶
1280×720 HD
カメラ
アウトカメラ:1300万画素
インカメラ:500万画素
バッテリー容量
4,100mAh
Wi-Fi
b/g/n
SIMカードサイズ
micro×1
nano×1(MicroSDカードと共用)
重量
166g
Bluetooth
4.0
センサー
GPS、加速度センサ、電子コンパス、光センサ、近接センサ、指紋センサ
備考
リバースチャージ機能
価格はPriori 4、デザインはZenFone 3 Max
価格はPriori 4に軍配が上がります。Priori 4は税別14,800円でZenFone 3 Maxは税別19,800円。5000円の差があります。とにかく安くて大容量バッテリーが欲しければPriori 4ということになるでしょう。
ただ、安いだけあってPriori 4のデザインはプラスチック製。6色のカバーが同梱されることをアピールしていますが、高級感はありません。一方、ZenFone 3 Maxはメタルボディで安っぽさがありません。デザインではZenFone 3 Maxですね。
ZenFone 3 Maxにはリバースチャージ機能、指紋認証機能がある
Priori 4は大容量バッテリーのスマホとしての用途しかありませんが、ZenFone 3 Maxはモバイルバッテリーとしての用途があります。それがリバースチャージ機能。ZenFone 3 Maxで他のスマホやタブレットを充電できます。これは便利。サブスマホとして使う場合、メインのスマホを充電できたりしますね。
また指紋認証機能に関してもPriori 4にはありませんが、ZenFone 3 Maxにはあります。背面の指紋センサーを軽く触れるだけで画面ロックを解除できます。
ZenFone 3 Maxの弱点はジャイロセンサーの非搭載。ポケモンGOならPriori 4
流行りのアプリ「ポケモンGO」を100%楽しむためにはジャイロセンサーが必要になります。ジャイロセンサーがないとAR機能を使えないんですよね。もっともAR機能をオフにしてポケモンGOを楽しんでいる人が大半だと思うので、そこまでデメリットはないかもしれませんが。少なくともポケモンGOをやるためにスマホを購入するという人にはZenFone 3 Maxは不向きです。
一方、Priori 4にはジャイロセンサーが搭載されています。AR機能を使って遊ぶことが可能です。ポケモンGOは電池を大量に消費するアプリ。その点においてPriori 4はポケモンGO向きと言えるでしょう。
カメラはZenFone 3 Max
ZenFone 3 Maxの画素数1300万画素。対してPriori 4は800万画素。カメラは画素数だけでは決まりませんが、個人的に1200万画素は欲しいところ。Priori 4は少し物足りなく感じます。
まとめ。自分に必要な機能に応じて選ぼう
Priori 4はZenFone 3 Maxより低価格なだけあって機能が削がれがち。人によってはメインのスマホとして使うのは厳しいと感じることでしょう。ただ、サブスマホとして使う場合は話が別。低価格が大きな魅力になります。
個人的にメインのスマホとして使う場合はZenFone 3 Max、サブスマホとして使う場合はPriori 4がお勧めです。大容量バッテリーなのでSIMカードを挿してモバイルルーターとして使うことが可能な二機種。1台持っていても損はないはず。
公式
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