BLUEDOTから10.1インチタブレットBNT-1013Wが2020年3月に発売されます。価格は税込で14980円。スペックについて解説します。
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簡易スペック
- SoCはFire HD 8と同じMT8163
- RAMは3GB
- ストレージは32GB(microSDカードスロットあり)
- OSはAndroid 9 Pie
- 画面サイズは10.1インチ 1920×1200 224ppi
- WiFiはIEEE802.11a/b/g/n対応
- バッテリー容量は6600mAh
- 接続端子はmicroUSB
- ステレオスピーカー
スペックの気になったところをあげました。低価格ながらRAMは3GBあります。またストレージも32GBありmicroSDカードも使えます。解像度も悪くなくステレオスピーカーなのでパッと見動画視聴に良さそうなタブレットです。
SoCはローエンド。Fire7やFire HD 8と同じSoCなので期待できないが、RAMは3GB
SoCはMT8163です。これはAmazonのタブレットであるFire7やFire HD 8に搭載されているSoCと同じです。
Fire HD 10(2019)の性能をベンチマークで検証! Fire HD 10はミドルスペック機の実力を見せた!
上記の記事でFire HD 8のベンチマークスコアも記してありますが、ご覧の通りかなりスコアが低いです。実際の使い勝手もかなり悪いというのがMT8163な印象です。
ゲーム用に使うのはかなり厳しいと思います。ブラウジングもページの読み込みに時間がかかるかもしれません。
ただ、RAMは3GBあるのである程度マルチタスクも可能でしょう。
端子は価格相応のmicroUSB端子
最近のスマホの端子はUSB Type-Cですが、BNT-1013WはmicroUSBです。ケーブルをまとめたい人にとってはマイナスポイントですね。
解像度はまずまず
解像度は1900×1200となっていてppiは224となっています。Fire HD 10と同じです。
ppiとは画素密度のことをいい、数値が高いほど1インチあたりに画素が多くつまっているということになります。一般的に300を超えると人は粗さを認識できないと言われています。
BNT-1013Wは224ppiですので人によっては画面の粗さが気になるかもしれません。ただ、値段にしては解像度はいいと個人的に思います。
バッテリー容量は6600mAhだが過信は禁物
バッテリー容量は6600mAhとタブレットとしてますまずだと思います。同じ大きさのタブレットのFire HD 10の6300mAhを上回っています。
ただ、こういってはなんですが、よくわからないメーカーの電池持ちにあまり期待しないほうが良いです。何度かマイナーメーカーの端末を使いましたが、よくわからないメーカーの端末は電源が急に落ちたりします。例えば50%から急に10%に下がったりといった感じ。実際の電池持ちは使ってみないとわからないでしょう。
YouTube視聴専用ならあり。ただ、Google Play Storeのアプリに興味がないならFire HD 10のほうがオススメ
個人的にYouTube視聴専用なら結構ありなのではないかと思いました。性能は低いですが、YouTube視聴には耐えられるスペックだと思います。RAMが3GBあるのはとても良いです。
ただ、YouTube公式アプリなどのGoogle Play Storeなどにしかないアプリを使用しないのであればFire HD 10のほうがオススメです。RAM以外のスペックはBNT-1013Wと同等以上です。
Amazon FireタブレットとAndroidタブレットの違いを解説。違いはアプリの数にあり
上の記事を読んでBNT-1013WとFireタブレットの比較の参考にしていただけたらと思います。
公式サイト