LINEモバイル、FREETEL、BIGLOBEのカウントフリーサービスを比較。(2017年2月更新)

最近MVNOいわゆる格安SIM業界ではカウントフリーという話題がよく飛び交っています。これは何のことなのか?

通常、データ通信1GBのプランで1GB分データ通信をしたならば通信制限になり翌月まで高速通信できません。これは当たり前ですよね。

しかし、カウントフリーのサービスを行っているMVNOなら話は違ってきます。カウントフリーとは特定アプリの使用での通信量がカウントされないというもの。仮にカウントフリーのアプリをポケモンGOとします。その場合、データ通信1GBのプランでポケモンGOをいくらプレイしても使えるデータ通信量は1GBから減りません。また、データ通信量を使いきってもカウントフリーの対象に関しては高速通信が可能です。

カウントフリーサービスを活用するとデータ通信料の節約が可能です。データ通信量を他のアプリに回せますからね。というわけで今回は各社のカウントフリーサービスを見ていきたいと思います。

LINEモバイル

最近なにかと話題なLINEモバイル。LINEフリープランは下の表のようになっています。

容量 データ通信専用 データ通信+SMS データ通信+SMS+音声通話
1GB 500円/月 620円/月 1200円/月

下の表はコミュニケーションフリープラン。

容量 データ通信専用 データ通信+SMS データ通信+SMS+音声通話
3GB なし 1110円/月 1690円/月
5GB なし 1640円/月 2220円/月
7GB なし 2300円/月 2880円/月
10GB なし 2640円/月 3220円/月

MUSIC+プラン

容量 データ通信専用 データ通信+SMS データ通信+SMS+音声通話
3GB なし 1810円/月 2390円/月
5GB なし 2140円/月 2720円/月
7GB なし 2700円/月 3280円/月
10GB なし 2940円/月 3520円/月

カウントフリーの対象

LINEフリープラン LINE
コミュニケーションフリープラン LINE、Twitter、Facebook、Instagram
MUSIC+プラン LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC

LINEフリープランではLINEの通信量がカウントフリーになります。コミュニケーションフリープランではLINEに加えてTwitter、Facebook、Instagramがカウントフリーになります。MUSIC+プランは更にLINE MUSICが加わります。LINEモバイルの特徴はどうなっているのでしょうか。

長所①:LINEの年齢確認を突破できる

格安SIM利用者だと普通LINEの年齢確認をクリアできません。LINEの年齢確認をクリアしないとIDで友達を追加することができません。しかし、LINEモバイルでは手続きの際に年齢確認をしているためクリアできます。契約で手に入れた利用コードを年齢確認画面に打ち込むことで年齢確認ができます。

またLINEフリープランではデータ通信プランでもLINEのユーザー登録ができます。普通ユーザー登録するときはSMSが必要なのですがLINEではなくてもできます。

この二つがLINEモバイルの大きな長所でしょう。

長所②:通信速度が今のところ速い

MVNOの宿命はユーザーが増えてくると通信速度が落ちてくることです。だから昔からある格安SIM会社より最近サービスを始めた会社のほうが通信速度が速い傾向にあります。その点、最近サービスを始めたLINEモバイルは安心ですね。

短所①:コミュニケーションフリープランにデータ通信専用プランがない

一般の格安SIMにはデータ通信専用プランがあります。しかし、LINEモバイルのコミュニケーションフリープランにはデータ通信専用プランはなく、データ通信+SMSかデータ通信+SMS+音声通話のプランだけです。

一般的に格安SIM会社のプランはデータ通信専用プランにSMSが付くと200円程度高くなります。LINEモバイルにはデータ通信専用プランがないので、データ通信専用プランが良くてもSMS付きのプランになり他社のプランより割高になります。データ通信専用プランが良い場合はLINEフリープランか違う格安SIM会社を選ぶほうが良いかと思います。

ただ、音声通話プランもかけ放題プランがなく充実しているとも言えません。現状料金プランに魅力的なものはないように感じます。ここがLINEモバイルの課題でしょう。

短所②:カウントフリーにLINE MUSICとLINE LIVEがない

せっかくLINEモバイルなんですしこの二つはやって欲しかったです。これをやらないとカウントフリーで他社と差を付けられないように感じます。特にLINE MUSICがあれば後述するFREETELと差が出たのに、と思います。

2017年1月18日よりMUSIC+プランがスタートしました。このプランはコミュニケーションフリープランより700円高いですが、LINE MUSICを利用している人には良いプランでしょう。今後LINE MUSICの他にもカウントフリーの対象が増える予定なので期待できます。MUSIC+プランの登場によりFREETELと差が付けられたように思えます。

短所③:MUSIC+プランはLINE MUSIC利用料金が別途必要

MUSIC+プランに加入してもLINE MUSICを利用するには別途料金が発生します。これは少し残念。料金がかかるにしてもMUSIC+プラン加入者には割引がある──なんて特典があったら良いのになと思います。

ただ、現状ではLINE MUSICだけがカウントフリーの対象ですが、今後は対象が増える模様です。それ次第で割高感は解消されるかもしれません。

FREETEL SIM

MVNOとしてもスマホブランドとしても有名なFREETEL。料金プランとカウントフリーになるサービスは以下の通り。

容量 データ通信専用 データ通信+SMS データ通信+SMS+音声通話
使った分だけ安心プラン 299円~ 439円~ 999円~
1GB 499円 639円 1199円
3GB 900円 1040円 1600円
5GB 1520円 1660円 2220円
8GB 2140円 2280円 2840円
10GB 2470円 2610円 3170円

カウントフリーの対象

全プラン AppStore、LINE(音声通話とビデオ通話は覗く)、WhatsApp、WeChat、ポケモンGO(2017年9月7日までを予定)
定額3GBプラン~ LINE(音声通話とビデオ通話も含む)、Twitter、Facebook、Messenger、Instagram

現時点でも様々なカウントフリーのサービスがあります。流行りのアプリは一通り入っています。

長所①:カウントフリーアプリが多い

かなり種類が多いですよね。特にiPhoneユーザーにとってAppStoreのカウントフリーはありがたいはず。ポケモンGOが含まれているところを見ると流行りにも敏感そうに感じます。LINEも2016年12月から音声通話にも対応しましたのでLINEをよく使う人にとっても良いはず。

長所②:データ通信専用プランが良い人にとってはLINEモバイルより安い

LINEモバイルとFREETELのカウントフリーのサービスは似ています。

ただ上でも書きましたが、LINEモバイルのコミュニケーションフリープランにはデータ通信専用プランがありません。ということでLINEモバイルではSMS付きのプランに入らないといけませんが、FREETELならデータ通信専用プランにも入れます。よってデータ通信専用プランが良い人はFREETELのほうがLINEモバイルより100円~200円は安く済ませられます。

短所①:注意事項が怖い

ネットワークに影響があると判断される使用と当社が判断したお客様については、翌月から課金する場合があります。

引用元 https://www.freetel.jp/sim/ms_apgrade/

カウントフリーの注意事項のこの文言が少し恐ろしいんですよね。あまりに使いすぎるとこうなるってことなんでしょうかね。他社では「制限する」程度なんですが「課金する」とくるとちょっと怖い。

短所②:サイトの説明がわかりにくい

この記事ではLINEモバイルとFREETEL、そしてBIGLOBEのサービスを比較しています。わたしはこの三社のサイトのカウントフリーの説明を読みましたが、FREETELの説明が一番わかりにくかったですね。それにLINEの音声通話が12月~カウントフリーの対象になるなんてかなり探さないと見つけられませんでした。説明に関しては一番不親切です。

ただ、2017年1月ではページも更新されかなり改善されました。

BIGLOBE

容量 データ通信専用 データ通信+SMS データ通信+SMS+音声通話
1GB なし なし 1400円
3GB 900円 1020円 1600円
6GB (ライトSプラン) 1450円 1570円 2150円
12GB 2700円 2820円 3400円

エンタメフリー・オプション

カウントフリーになるサービス Youtube、AmebaTV、Google Play Music、Apple Music、Spotify(2017年2月16日から)
料金 データ通信専用プラン契約ユーザーなら980円

音声通話プラン契約ユーザーなら480円

申し込み対象者 ライトSプランもしくは12GBプランを契約しているユーザー

BIGLOBEもカウントフリーのサービスをやっています。エンタメフリー・オプションとBIGLOBEは呼んでいます。カウントフリーの対象はYoutube、AmebaTV、Google Play Music、Apple Music、Spotify(2017年2月16日から)です。

長所①:動画と音楽のカウントフリーサービスは珍しい

LINEモバイルやFREETELとは一線を画すサービスですね。Youtubeを外で視聴したくて大容量のプランを契約している方も多いはず。そういった方にはかなり嬉しいサービスだと思います。Spotifyが追加されることでかなりコンテンツが充実されました。オンラインストリーミングサービスを利用される方には最適なMVNOでしょう

短所①:動画の画質に不安あり

動画の画質は360p程度とあります。サイトの説明を見る限り240pから720pでしょうかね。

小さめのスマホなら360pでも粗さをそこまで感じないかもしれませんが、大きなスマホだと辛そう。混雑時は画質が落ちることもあるそうですし、綺麗な画質を楽しみたい方には向いていないかもしれません。

短所②:音楽サービスが限定されている

現状、カウントフリーになる音楽配信サービスは二つのみです。昨今の音楽配信サービスは激戦です。他にもLINE MUSICやSpotifyなど有名なものがたくさんあります。カウントフリーになるのがApple MusicとGoogle Play Musicだけなのは少し物足りないでしょう。

2017年2月16日からSpotifyが追加されることになりました。Spotifyは有料サービスながらも無料プランも存在し利用しやすいサービスです。Spotifyの追加によりカウントフリーの幅が非常に広がったと言えます。

短所③:有料

やはり有料というのが取っつきにくいですね。もう少しカウントフリーになるサービスが多ければ良いのですがね。このエンタメフリー・オプションはライトSプランか12GBプランを契約しないと加入できません。そうなると月々の料金は最低でも2630円。これを高いと見るか安いと見るかでしょうね。

まとめ:各社の特徴を確認して自分に合ったSIMを選ぼう

個人的に総合的な点で言えばFREETELが良いと思います。12月からはカウントフリーになるサービスが増えて使いやすいです。通信速度もそこそこ速いようですし、欠点はあまりないように思えます。

LINEモバイルはカウントフリーのサービスは良いのですが、肝心の通信と音声通話プランが物足りないです。逆に言えばそこをクリアできれば文句なしです。通信速度は依然として速い模様です。今後はプラン内容が充実していくことを期待。

BIGLOBEはカウントフリーの対象がユニークで面白いですが、カウントフリーのサービスがまだ少ないのが欠点。ただ、現時点でも外で動画や音楽のストリーミングサービスをバンバン見たり聞いたりしている人にはかなりおすすめ。AmebaTVという話題のアプリを取り入れているあたり、今後も対象のアプリは増えていくんじゃないでしょうか。

各社様々な特徴がありますね。この記事はあくまで2017年1月時点でのお話です。今後もカウントフリーのサービスは増えていくと思われます。また大きな変更等々があれば書きたいと思います。

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