OPPO A5 2020を今更ながらレビューします。OPPO A5 2020は発売されてかなり日にちが経過していますが、SIMフリーAndroidスマホの売上ランキングで常にトップ5に入るスマホです。2021年に購入しても十分な性能を持っていると感じました。OPPO A5 2020の良いところ悪いところをしっかりとレビューします。
- カメラ性能が良い
- 電池持ちがトップクラス
- デザインがベゼルレス
- トリプルスロット
- DSDV可
- イヤホンジャックあり
- 急速充電ができない
- ベンチマークより体感の性能が低い
- おサイフケータイ、防水非対応
目次(押したら飛べます)
購入理由は値下がりしていたから
イオシス:OPPO A5 2020 CPH1943 Blue【楽天版 SIMフリー】
OPPO A5 2020は発売からだいぶ日にちが経過していてかなり値下がりしています。今はAmazonなどで1万8千円ほど。イオシスでは未使用品で16800円となっています。
後述しますがこの性能で1万円台なのはかなり良い値段バランスだと思います。
OPPO A5 2020の良かったところ
OPPO A5 2020には良いところがたくさんあると感じました。使用感をたっぷりと書きます。
OPPO A5 2020のSoCはSnapdragon 665で普段使いに困ることはない
安いスマホだとメモリが2GBだったりSoCが低性能なことがあります。しかし、OPPO A5 2020は大丈夫です。
上の画像はOPPO A5 2020のベンチマークスコアです。有名どころのAntutu Benchmarkでも16万点を記録していますので普段使いで困ることはないでしょう。軽いゲームならできるでしょう。試しにモンストをプレイしましたが、普通にプレイが可能でした。メモリも4GBあります。
高パフォーマンスモードもあります。
カメラ性能が良い
OPPO A5 2020のカメラ性能はなかなか素晴らしいです。
私はスマホのカメラ性能は夜景撮影能力でみています。
OPPO A5 2020の写真をみてください。標準カメラと超広角カメラでも夜景をしっかり捉えています。
特に白飛びを抑えるのがうまいです。さすがに黒つぶれしてしまっているところもありますが、1万円台のスマホでこれだけ夜景を撮影できるのは素晴らしいと思います。iPhone 12同様に超広角カメラでもナイトモードを発動できるのは素晴らしいと思います。
下の記事でカメラ性能を他機種と比較していますので、ぜひご覧ください。
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食べ物を撮影するときなどはAIが自動的に感知し、食べ物を美味しそうに描写してくれます。
他にも作例をいくつか載せます。
カメラ性能は1万円台のスマホとして合格ラインに十分到達しています。悲しいですが中国企業のスマホのほうが日本企業のスマホよりカメラ性能が上ですね。
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Pixel 4aの夜景モードの作例。圧巻の夜景が撮れるスマホ!
電池持ちが素晴らしい
私が計測してきたスマホの中でOPPO A5 2020が最も電池持ちが良かったです。
動画を8時間再生したときのバッテリー残量は70%。1時間あたり4%も消費しないことは驚異の電池持ち。
PCMarkというアプリでバッテリーで20%になるまでの時間を計測しました。
結果は、21時間53分でした。例えばAQUOS sense4 plusだと18時間、Redmi Note 9Sが17時間、Pixel 4aは11時間ですから、相当優秀な電池持ちだとわかるかと思います。
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通信料節約のDSDVに対応している
OPPO A5 2020はDSDVに対応しています。DSDVに対応していると2枚のSIMカードを挿すことが可能で、通信費の削減できたり、仕事用とプライベート用のスマホを1台にまとめられたりします。良いこと尽くめですね。
またOPPO A5 2020はトリプルスロットです。DSDVをするとMicroSDカードが使えない機種が多い中でOPPO A5 2020だと2枚のSIMカードを挿した場合でもMicroSDカードが使えないが使えます。データをMicroSDカードで保存したい方に良い仕様だと思います。
OPPO A5 2020の微妙なところ
デメリットも当然あります。しっかりと書きますよ。
ライバル機種のRedmi Note 9Sが強すぎる
OPPO A5 2020の現在の価格は18000円程ですが、22000円~くらいでXiaomiのRedmi Note 9Sが買えてしまいます。OPPO A5 2020の一番残念なところはライバルにRedmi Note 9Sが存在するところです。
Redmi Note 9Sは当サイトで何度も取り上げていますが2020年のSIMフリー覇権スマホです。おサイフケータイと防水防塵非対応以外は弱点なしのスマホ。正直OPPO A5 2020よりももう少しお金を足してRedmi Note 9Sを購入したほうが使っていての満足度は高いと思います。
Redmi Note 9SはSnapdragon 720Gを搭載しておりゲーム性能はOPPO A5 2020より上。ただ、私が計測した上でではOPPO A5 2020のほうが電池持ちは上でした。カメラ性能は同等でしょう。どちらも夜景撮影能力は悪くなく白飛びを抑えるのが上手いイメージです。
予算とゲーム性能、そして電池持ちによりRedmi Note 9SかOPPO A5 2020を選べば良いかと思います。Redmi Note 9Sに関しては様々な記事で取り上げていますので、ぜひご覧ください。
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防水、おサイフケータイに対応していない
OPPO A5 2020は防塵には対応していますが、防水には対応していません。おサイフケータイにも対応していません。コード決済が流行っているとはいえ、ここは注意。
ただ、1万円台のスマホでこの二つに対応しているスマホはRakuten Miniくらいしかないので仕方がないでしょう。
防水防塵とおサイフケータイ機能が欲しければOPPO Reno 3A、AQUOS sense4 plus、AQUOS sense4などを購入すると良いでしょう。ただ、もう少しお金を足さなければなりませんが。
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急速充電には非対応
急速充電には対応していないので、30分で電池残量を80%までする──なんていうことができません。寝る前の充電を忘れるときついかも。
スマホのヘビーユーザーだと充電が煩わしくなる可能性はありです。
操作感がベンチマークアプリのスコアより若干良くないイメージ
触っていて操作しての反応が悪く感じます。反応が悪く、触っていて少しストレス。
触っていてのサクサク感はありません。上述したベンチマークスコアよりも体感で性能が低いイメージがあります。やはり必要最低限といった性能。ブラウジングやSNSなら問題なしですが、色々なゲームをしたい人には向いていないかもしれません。
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後継機種OPPO A73が値下げされた
OPPO A5 2020の後継機種(らしい)OPPO A73が値下げされ2万円ちょっとで購入できるようになりました。このおかげでOPPO A5 2020かOPPO A73を購入するかで迷うという問題が出てきてしまいました。
OPPO A73はバッテリー容量が1000mAh下がるというスペックダウンがありますが、全体的にはスペックが上がっています。OPPO A5 2020のほうがOPPO A73よりまだ安いとはいえ、数千円足せばニューモデルを購入できるとなれば購入に迷いますよね。
まとめ
OPPO A5 2020をまとめると、
- 予算が2万円以下
- 防水とおサイフケータイ機能がなくても大丈夫
- DSDVに対応が良い
- 電池持ちが良いスマホが良い
- カメラ性能が良いスマホが欲しい
という人向けです。OPPO A5 2020は普段使いとしてまとまった性能をしていると思います。2021年に購入しても十分2年間は使えると思います。
ただ、予算があれば当然他に選択肢はあります。2万円台ならRedmi Note 9S、3万円台ならAQUOS sense4やAQUOS sense4 plus、4万円台ならPixel 4aなどがあります。
しかし、1万円台という価格は本当に破格。OPPO A5 2020は1万円台のスマホの中では1番オススメのスマホです。購入を考えている方はこの記事が参考になれば幸いです。